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全国学力・学習状況調査の結果について
令和6年度全国学力・学習状況調査の結果が公表されました。この調査は、小学校第6学年及び中学校第3学年の全児童生徒を対象に行われ、国語と算数・数学の教科に関する調査と質問調査が実施されました。
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主な結果のポイントは以下の通りです:
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〇全国学力・学習状況調査の結果
1.国語の成績
・小学生の平均正答率は67.8%、中学生は58.4%でした。
・課題としては、自分の考えをうまく書き表すことが難しいという点がありました。
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2.算数・数学の成績
・小学生の平均正答率は63.6%、中学生は53.0%でした。
・図形やデータの使い方に関する理解がもう少し必要です。
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3.地域別の結果:
・都道府県別の結果では、山形県の小学生の国語の平均正答率は66%、算数の平均正答率は59%でした。中学生では、国語58%、数学51%でした。
4.勉強時間とゲーム・SNSなどの時間について
・勉強時間の減少: 学校の授業以外の勉強時間が減少しており、小学生の18%、中学生の17%が平日に「30分未満」または「全くしない」と回答しています。
・ゲーム時間の増加: 小学生の30%、中学生の29%が1日あたり「3時間以上」または「4時間以上」ゲームをしていると回答しています。
・SNSや動画視聴時間の増加: 小学生の21%、中学生の32%が1日あたり「3時間以上」または「4時間以上」SNSや動画を視聴しています。
・学力テストの影響: 勉強時間が少ない人やゲーム時間が長い人ほど、学力テストの平均正答率が低い傾向にあります。
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5.ICTの活用
・学校でパソコンやタブレットを使うことが増えています。
・これにより、授業が楽しくなったり、学ぶ意欲が高まったりしています。
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6. 幸福感と挑戦心
・多くの生徒が「学校が楽しい」と感じています。
・また、挑戦する気持ちや自分が役立っていると感じることが大切だとわかりました。
・学習環境や学習習慣に関する質問調査では、主体的・対話的で深い学びに取り組んだと考える児童生徒ほど、各教科の正答率が高く、自分で学び方を考え工夫しています。
・主体的・対話的で深い学びが、児童生徒の挑戦心・自己有用感・幸福感等に影響を与えている可能性があります。
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7.今後の取り組み:
・調査結果を基に、各学校では学力向上のための具体的な対策を講じる予定です。特に、基礎学力の定着と応用力の向上を目指した授業改善が進められています。
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・家庭でも、毎日の学習習慣の確立や読書をしていくことが大切であり、ご家庭でも積極的な声掛けをしたり、勉強に寄りそってあげたりすると良いかもしれませんね。
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令和6年度の調査結果は、お子様の成長を測る一つの指標です。この結果を参考に、ご家庭と学校が協力して、お子様の学習をサポートしていくことが大切です。
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