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変化する大学入試と求められる「速読力」

近年の日本の大学入試において、情報過多の中から必要な情報を素早く正確に読み取る能力が重視される傾向が強まっています。この変化に対応するために、受験生に必要となる「速読力」についてお伝えします。
大学入試の変化
現代の大学入試問題は、単なる知識の暗記ではなく、多くの情報の中から本質を見抜き、的確に判断する「認知的負荷」のかかる問題が増えています。例えば…
・長文読解において、文章量が増加
・複数の資料やグラフを組み合わせた総合問題の出題
・実生活での応用を問う問題設計
これらの傾向は、大学での学びや社会に出てからの情報処理能力を見据えたものです。
「速読力」とは何か
ここでいう「速読力」とは単に文章を早く読むことではなく、以下の能力を含みます。
・文章の構造を素早く把握する力
・重要な情報と補足的な情報を区別する判断力
・膨大な情報から必要な部分を効率よく抽出する能力
・複数の情報源を関連づけて理解する統合力
速読力を高めるために
お子様の速読力を高めるためには、日常的な取り組みが効果的です。
1. 様々なジャンルの読書習慣をつける
2. 新聞や論説文を読み、要点をまとめる練習をする
3. 時間を計って文章を読み、その後に内容の理解度を確認する
4. 図表と文章を関連づける訓練を行う
家庭でのサポート方法
保護者の皆様には、以下のサポートをお勧めします。
・お子様の興味に合わせた読書材料を提供する
・日常の話題について、情報の要点を話し合う機会を作る
・時事問題についての議論を通じて、多角的な視点を養う
速読力は一朝一夕に身につくものではありませんが、継続的な取り組みによって確実に向上します。変化する入試に対応するだけでなく、将来の学びや仕事においても必須のスキルとなるでしょう。
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担当)プロ教師 近江直樹
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