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高校無償化で変わる「公立vs私立」の構図 山形の高校選びへの影響とは?
先日、東京都や大阪府で進む「高校授業料無償化」の影響で、公立高校への志願者が減少し、公立校の統廃合が加速しているというニュースが報じられました。都市部の話だと思われがちですが、実はここ山形県でも「公立離れ・私立人気」や「高校再編」の波は確実に押し寄せています。
「公立=安泰」という時代は終わりつつあります。制度を正しく理解し、子供に合った環境を選ぶ視点が重要です。
なぜ今、「私立シフト」が起きているのか
かつて山形県では「まずは県立高校(公立)、私立は滑り止め」という考え方が一般的でした。しかし、近年はその常識が大きく変わりつつあります。
1. 授業料負担の軽減(就学支援金)
国による「高等学校等就学支援金制度」の充実により、年収約590万円未満の世帯では、私立高校の授業料も実質無償(上限あり)となるケースが増えました。また、それ以上の年収世帯でも負担が軽減されています。「経済的な理由で公立しか選べない」というハードルが下がったことで、教育内容で私立を選ぶご家庭が増えています。
2. 私立高校の魅力向上
山形市内や庄内地域の私立高校を見ても、ICT教育(タブレット活用など)の充実、綺麗な校舎、大学への指定校推薦枠の多さなど、私立ならではの強みを打ち出しています。「面倒見の良さ」を求めて、専願で私立を選ぶ生徒さんも珍しくありません。
山形の公立高校も「再編」の時代へ
一方で、公立高校は少子化による定員割れに直面しています。ニュースにもある通り、生徒数が減れば部活動の維持が難しくなったり、教育の質に関わったりするため、「統廃合(再編)」が進められています。
山形県教育委員会も「県立高校再編整備計画」を進めており、今後数年で母校の名前が変わったり、校舎が移転したりする可能性があります。志望校を選ぶ際は、その高校の「将来」も確認しておく必要があります。
これからの高校選び 3つのチェックポイント
変化の激しい時代、後悔しない高校選びのために以下の点をチェックしましょう。
| 視点 | チェック内容 |
|---|---|
| 費用の総額 | 授業料だけでなく、修学旅行費、制服代、バス代を含めた「3年間の総額」を試算する。(支援金でどこまでカバーできるか確認) |
| 進路サポート | 国公立大学を目指すカリキュラムか、私立大の推薦枠が豊富か。 |
| 校風と再編 | 学校の統廃合計画に入っていないか。ICT環境や部活動の活気はどうか。 |
「親世代のイメージ」だけで高校を決めつけるのは危険です。オープンスクールや説明会に足を運び、現在の学校の姿を自分の目で確かめることが大切です。
📚 参考リンク・出典
- 時事通信:高校無償化、公立に危機感 「私学シフト」、統廃合加速か (2026年1月確認)
- 文部科学省:高校生等への修学支援 (公式資料)
- 関連記事:【高校入試】私立高校の「併願」「専願」それぞれのメリットとは? (KATEKYO学院 山形)
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担当:プロ教師 近江直樹
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