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日本、PISA史上初の3分野1位も”読解力”に課題? 専門家の指摘から見るご家庭でできること
「日本の子どもたちの学力は、世界の中でどのくらいの位置にあるのだろう」——そんな疑問をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。
2026年9月8日、OECD(経済協力開発機構)が「生徒の学習到達度調査(PISA2025)」の結果を公表しました。日本は世界トップ水準を維持した一方、専門家からは「順位だけを見て安心してよいわけではない」との指摘もあります。ポイントをコンパクトにまとめます。
日本の順位は?
・91の国・地域中、読解力4位、数学的リテラシー5位、科学コンピテンシー5位
・OECD加盟38カ国に限ると、史上初めて3分野すべてで1位
・新設された「デジタル世界での学び」の分野でも、OECD加盟国中1位
「読解力」低下の中身に注目
読解力の平均点は前回(2022年)から低下し、2018年並みの水準に戻りました。ただし専門家は、点数の低下を一括りにせず、中身を分けて見る必要があると指摘しています。
・「速く正確に読む力」は低下した一方、「内容を評価し、じっくり考える力」はむしろ上昇
・低下は成績下位層に集中(下位10%の平均点は大きく低下、上位10%はほぼ横ばい)
・3分野いずれも、基礎的な習熟度に届かない「低得点層」の割合が増加(読解力は前回比4.8ポイント増)
家庭環境による差は、依然として小さい
保護者の学歴や家庭環境と学力の結び付きの強さを示す指標でも、日本は前回同様に高い公正性を維持しています。OECDは日本を、学力の高さと公正性を両立できている数少ない教育システムの一つに挙げました。
ご家庭でできること
・音読や多読で「速く正確に読む」練習を積む
・読んだ内容について「これは事実?意見?」と話し合い、評価・考察する力も育てる
・文科省も要因の一つとして挙げる読書時間・学習時間の確保を、日々の生活の中で意識する
「読む力」は、速さと深さの両方が求められる時代になっています。どちらか一方に偏らず、バランスよく育てていくことが大切です。
KATEKYO学院でも、読解力を土台から育てる学習サポートを行っております。
参考資料
文部科学省:OECD生徒の学習到達度調査(PISA)の調査結果
国立教育政策研究所:OECD生徒の学習到達度調査 PISA2025のポイント
教育新聞:PISAの「読解力」は何を測る? 専門家が読み解く日本の結果
KATEKYO学院・山形県家庭教師協会:その他の学習コラムはこちら
KATEKYO学院・山形県家庭教師協会 プロ教師 近江 直樹
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