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勉強しているのに成績が伸びない? 中高生が見直したい”学習の質”
「毎日机には向かっているのに、テストの点数が上がらない」
「問題集は何ページも進めたのに、テストでは解けない」
——そんなお子さんの様子に、どう声をかけてよいか迷っていませんか。
努力していることは認めたい。でも、何を変えればよいのか分からない。そんなときは、勉強時間だけでなく「勉強の中身」にも目を向けてみましょう。令和8年度全国学力・学習状況調査の結果も参考に、ポイントをコンパクトにまとめます。
調査から分かること
調査の対象は小学6年生と中学3年生です。高校生のご家庭にも参考になる視点だと考えますが、高校生のデータではない点にご留意ください。
・授業以外の勉強時間が長い児童生徒ほど、各教科の正答率が高い傾向があります。一方で、勉強時間は令和3年度以降、減少傾向です
・「分かった点や分からなかった点を見直し、次の学習につなげることができている」と答えた児童生徒は、小6・中3とも約8割
・自分の学び方を振り返り、工夫して次につなげる力(「学びの主体的な調整」)があると考える児童生徒ほど、正答率が高い傾向です
・考えを書いたり、どう考えたかを説明したりする活動に取り組んでいる児童生徒ほど、正答率が高い傾向です
・学校の勉強のことを家族と話している児童生徒ほど、学習を振り返る傾向があり、授業以外の学習時間も多い傾向です(約7割が週1回以上、家族と話しています)
※いずれも「関連がみられる」という全国的な傾向であり、原因と結果を断定するものではありません。お子さん一人ひとりに当てはまるとも限りません。
伸び悩むときに確認したい3つのポイント
ここからは、指導現場での考え方としてお伝えします(調査で直接示された内容ではありません)。
・「分かったつもり」で終わっていないか
解説を読んで理解できても、自力で解けるとは限りません。何も見ずに解き直す習慣が大切です。
・間違いを次の学習に生かしているか
丸つけで終わらせず、間違えた原因を確認し、正解できるまで解き直します。
・覚えた知識を使う練習ができているか
用語や公式を覚えるだけでなく、問題演習や自分の言葉での説明を通して「使える状態」にします。
今日からできる学習改善の3ステップ
・ステップ1:その日の学習内容を、何も見ずに説明してみる
・ステップ2:間違えた問題に印をつけ、翌日もう一度解く
・ステップ3:週末に解き直し、できるようになった問題と残った課題を確認する
新しい教材を増やす前に、今使っている教材を確実に身につけることをおすすめします。「今日はどんな勉強をしたの?」と聞いて、説明を聞いてあげるだけでも、お子さんが学習を振り返るきっかけになります。
努力を認めて、努力の方向を整える
成績が伸びないときに必要なのは、勉強時間を増やすことだけではありません。ただし、原因は学習方法だけとは限らず、基礎知識の不足、睡眠不足、学習環境、苦手分野などが関わることもあります。お子さんの状況に合わせて、できることから選んでみてください。
点数だけでなく「前より自力で解けるようになった」という小さな成長にも目を向け、理解できていることと、まだ身についていないことを一緒に確認していきましょう。
KATEKYO学院でも、お子さん一人ひとりのつまずきを丁寧に確認しながら、学習の質を整えるサポートを行っております。
参考資料
文部科学省:令和8年度全国学力・学習状況調査の報告書・集計結果について
国立教育政策研究所:令和8年度全国学力・学習状況調査の結果(概要)質問調査抜粋版
KATEKYO学院・山形県家庭教師協会:その他の学習コラムはこちら
KATEKYO学院・山形県家庭教師協会
プロ教師 近江 直樹
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