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【小学校】小学校学習指導要領改訂について(2020.4.11)
2020年4月から小学校の「学習指導要領」が改訂されたのをご存知でしょうか?
何が変わったの?という疑問にお答えします。
今回の改訂で、小学校教育において大きく変わるのは以下の3点です。
1.英語の教科化
2.道徳の教科化
3.プログラミング教育の導入
1.英語の教科化
◆小学3年生から「外国語活動」として導入
3・4年生の間に英語に慣れ親しむことを目的とし、「聞く」「話す」のコミュニケーションが中心です。年間で35時間授業の予定です。
◆小学5・6年生では「教科化」になります。
「聞く」「話す」に加え、大文字・小文字の文字指導や語順の違いなど重要表現も学びます。年間70時間授業の予定。評価され、なんと「成績」が付きます!
2.道徳の教科化
何か1つのテーマに対して、その状況を考え、自分とは異なる意見を持つクラスメートと議論を交わします。すぐに解決策を出すのではなく、社会のルールや常識、人への気遣いや思いやり、命の大切さなどを考えていくような授業が想定されています。教科にはなりましたが、数値化された評価の対象にはならない方針です。
3.プログラミング教育の導入
AI(人口知能)や情報化の進歩に対応できるように、小学校からコンピューターに慣れ、プログラミングを体験したりする中で、論理的思考力を身につけていくような学習活動が実施されていくと思われます。教科にはしないで、各教科の授業の中で扱われていきます。
責任者:遠藤
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