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【小・中・高生】「分かった」と「できる」の違い(2020.5.6)
問題を解いていて「分かっていたのに間違えちゃったんだよね~」ということはありませんか?
これは、実は「分かったつもり」になっていて「できる」の状態になっていない場合に起こり得ることなのですが、ちょっと怖いのは、本人は単純なケアレスミスと思い込んでいることです。単純なケアレスミスと「できない」の違いは何かというと、同じようなミスを頻繁に「繰り返すか繰り返さないか」です。
実に多くの生徒さんが言います。「本当は分かってたのに・・・」
では、なぜ頻繁にミスを繰り返してしまうのか?そこには「分かった」と「できる」の違いが存在します。
一つの例をご紹介します。
例えば数学の問題を解いているとしましょう。問題を解き終わったら答え合わせをして、間違った問題は解説を読んで理解しようとするでしょう。そこで思う訳です。「あ~分かった!じゃあ次っ」と。
しかし、ここで終わってしまうと「解説に書いてある内容が分かった」で止まってしまいます。決して自分が解説の通りに解けるようになった訳ではありません。自分一人の力で解けるようにするには、今度は何も見ずに自分の手で解いてみることが必要です。
授業を聞いていても同じことが言えます。聞いただけでは「先生の言っていることが理解できただけ」で、決して解けるようになった訳ではありません。何にも頼らずに独力で解けるようにしてこそ「できる」なのです。
「教えてもらうと分かるんだよね」や「答えを見ると分かってた」、「テストでは間違ったけど答えを見たら簡単だった」ということが多い生徒さんは要注意です。それ、ちゃんと直さないと高校入試でも大学入試でも繰り返しますよ!
大切なのは「分かった」と思ったら必ず自分の手で解き直すこと!これを徹底していくことによって、必ず「解ける」に近付きます。
計算問題など簡単と思える問題でも、間違ったらちゃんと解き直すクセをつけましょうね!!
責任者:遠藤
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