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【高校生】英検二次試験対策(2020.7.13)
◆アティチュードで満点を取ろう!
今回は面接についてです。多くの方は合格の確認をしてから急いで対策にとりかかるのが現状だと思います。そこで後一点で泣きを見ない為に、一番短期でも得点をもらいやすいアティチュードについて深堀してみましょう。
とは言え、どんな態度が満点かわからないと対策を取りづらいですね。
面接官の目を見て答える、礼儀や笑顔は勿論のこと、それだけで十分でしょうか。コミュニケーションの能力が見られています。ではどういうコミュニケーションを心掛けますか?
まず一つには、自分は英語を十分に準備してこられなかったとしても努力していますということをアピールしましましょう。どうやってそんなこと見せるの?と思いますが、最初の会話から始まっています。
もし「元気ですか。調子はどうですか。」などのように聞かれたら「はい、良いです。あなたはどうですか。」などだけで終わらず「少し緊張していますが今日は頑張ります!」又「学校生活はどうですか」など聞かれたら「毎日勉強で忙しいです。準備は十分では無いかもしれませんが、今の時間ベストを尽くしたいです。」などやる気を見せましょう!
英語は完璧でなくても面接官からすると(一生懸命何とかしようとこの場に臨んでいる前向きな人だな。こちらも何とか受からせてあげたいな。)と思ってくれるかもしれません。
しかし質問が全然違っていて「趣味は何ですか。」などであれば「私の趣味は読書です。」だけ答えるとまるで問題集に出てくる問答の様でその様な質問ならば筆記試験で試せば十分と思います。ここはもう少し自分からも情報を出しましょう。その方が相手も苦労せずに次の質問を考えられます。大変なら、いつ、どこで、何をなどで文を作る際に予め決めておけば言いやすいです。「大体毎週日曜に自分の部屋でミステリー小説を読みます。」など、自分とコミニューケーションをとってくれてありがとうという気持ちで一生懸命答えられる単語を並べましょう。
一生懸命考えて答えている姿は、それだけで今頑張っていると語っています。仕事でしているとは言え、面接官も人間ですから、楽しいひと時を過ごせないより過ごせた方が気持ちは良いですね。面接官が怖そうに見えたとしてもきっと心の中で(何とかこの人の良い所を点数に繋げ受からせてあげたい)とエールを送ってくれているかもしれません。
英語を一生懸命話そうとする人を面接官は大好きです。なぜなら面接官である時点で英語が好きである可能性は高いです。そんな英語を頑張っている人にはきっと好意的でしょう。アティチュードを頑張るだけで、アティチュード以外の配点にも影響を及ぼすかもしれません。(今は不十分な答え方だけど、この人なら前向きだから今後成長してふさわしい力をつけるだろう)と思われるかもしれません。答える時は中学校で習った英文で良いです。高尚な表現を求めて待たせるより、簡単な英語ですぐ答える方がコミュニケーションに叶います。
心と心が気持ち良く触れ合えたかは何語でも同じ筈。英語を話す手前にある前向きな気持ち。一生懸命濃厚な時間を紡ぐことが相手にとっても前向きに評価したい時間につながると思います。全てが終わって退室するまでアティチュードの基本姿勢は続きます。
当日の検討を祈っています!
プロ教師:黒沼里香
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