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みなさん、こんにちは。

１月２６日、中央教育審議会（中教審）は「高校改革案」を公表しました。

生徒の約７割が在籍する「普通科」は、生徒や地域のニーズに合っていない内容であると指摘が出ていたため、２０２２年度をめどに、普通科の枠組みの中に「２つの学科」を新設する案が検討されています。

①学際学科

　持続可能な開発目標（SDGｓ）など現代的な課題に対応して教科の枠を超えた学際的な学びをする学科

（要件）大学や国際機関との連携体制の構築

②地域学科

　地域社会の課題に取り組む学科

（要件）自治体や地元企業との協力体制や高校と地域をつなぐコーディネーターの配置など

この２学科のほかに、各教育委員会は特色ある学びに重点的に取り組む学科の設置も可能となるようです。

今後は高校改革が想像以上のスピードで動き出していきますが、はたして現場の先生が追い付いていけるかが非常に心配です。今後も注目していきましょう。

責任者　稲毛祐二

参照資料：山形新聞　2021年1月27日