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【コラム:吉野】「中学生インタビュー」(2021.12.15)
12月に入り、寒さも増してきました。風邪などひかないよう、暖かくして過ごしていきましょう。
11月は、各中学校で合唱コンクールが行われました。今年もあまりたくさん観客は入れずに行ったとのことですが、それぞれに充実した合唱だったようで何よりです。指揮者として頑張った、E君に話を聞かせてもらいました。ありがとう、E君!
『指揮者は、立候補?それとも選ばれたの?』
『やってみようかなーと思って立候補しました。かなり大変でしたけど、やってみて良かったと思います。』
『ちなみに、どんなところが大変だったのかな?』
『毎日の練習のはじめは、全然声が出ないので、まず皆で声出しからするんですけど、声出しでも出てないので、男女それぞれのパートリーダーとも協力して長めにウォームアップしてから練習をはじめたり、皆に早めに登校してもらって練習時間を多くしたりもしてきました。まとめるのってこんなに大変なんだって思いました。担任の先生ともいろいろ相談しました。』
『なるほど。まとめるのって難しいもんね。指揮者としての練習で大変なことはあったかな?』
『ありました。きちんと指揮できるように、鏡をみながら家で毎日、音源に合わせて一時間は練習していました。声出してくれない人には直接話したりして、説得もしました。正直、途中だいぶ嫌にもなりました。』
『そうかぁ~。でも、無事大役をしっかり務めて、本当に頑張ったね。』
『ありがとうございます。優秀賞(学年2位)で悔しくて、講評では1,2位は入れ替わってもおかしくないって言われたので、んじゃ俺らでもいいじゃんって思いましたけど、皆で頑張れて良かったです。』
『そうですか。今日はありがとう。またやってみたい?』
『まだわからないですけど、次はたくさんの人に聴いてもらいたいです。』
プロ教師:吉野森史
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