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【コラム：山本】「先生、今週のラーメンは？」(2020.6.8)
KATEKYOは基本120分間の指導です。
しかし続けて120分間学習するのは疲れますし、効率的ではありません。最初と学習の合間に、何かしら世間話を交え、適度なリラックス感と切り替えを促します。と言う訳で…いつの間にかK君との会話はラーメン話が主となっています。
ご存知山形県は、県民自他ともに認める、全国的にも『ラーメン王国』です。ご当地ラーメンも数多く存在し、老舗の有名店は勿論、新進気鋭のお店も続々と登場しています。醤油に味噌、塩にとんこつと、味もベースも様々、あっさりからこってりまで、人それぞれに好みが異なります。ラーメンと言っても、まさに十人十色なのです。
ここ寒河江市もまた、たくさんのラーメンを提供しているお店があります。ラーメン好きのK君と私は、毎回自分好みのラーメンやおすすめの店舗や新規開拓した情報など、話は尽きないのです。
そんな話を毎回していくうちに、１つ気付いたことがあります。それは、K君の説明が上手になってきたことです。お店の場所、味や具材、店主やお客さんについての説明が、非常に分かりやすく話せるようになってきたのです。
よく
「相手に分かりやすく伝えましょう。」
「順序良く話しましょう。」
「具体的に話しましょう。」
と言います。
でもそれは、故意にさせて身に付くものでもなければ、ましてワークや問題プリントで養われるものでもないように思います。子ども自ら、「知らせたい」「伝えたい」「教えたい」という思いが膨らめば膨らむほど、自然と身に付いていくのではないかと…今日もラーメンネタを用意してK君を待つ私がいます。
いつか、一緒にラーメン食べに行こう！K君！！
プロ教師：山本一人
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