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【中学生】「🍁紅葉の不思議と理科🍁」(2020.11.30)

先日、天童の八文字屋という本屋さんの外を歩いていた時の事、紅葉途中の木々が国道13号線沿いに一直線に並び、色づき始めていました。しかしどの木も同じ方角の約半分だけ濃く深くなり始めていたので「何で?」と思い、その後調べてみました。

 

一つだけの理由ではなかったのですが、木が1日に浴びる日光の量に関係していて、浴びる光量が少ない部分程、紅葉し始める時期が早いと書いてありました。

例えば一本の木でも北側と南側で色の濃さが違うと言う事になりますが、葉っぱを赤くするアントシアニン(有害紫外線や害虫から木を守ったりするそう)という色素が葉の中に入っていて、気温が下がることと、日当たりが良いことなどの条件が整うと赤くなるそうです。

 

紅葉→枯葉となりますが、何故、何の為に枯れるの?ここから中学理科です。

 

光合成には二酸化炭素、水が必要と習います。しかし光合成効率の悪い葉っぱの内部へは、木は自分で水を送らないようにしてしまいます。これで光合成条件が欠けるので、その葉はやがて枯れます。

そうやって木全体がエネルギーの無駄遣いをやめて、最低限にして冬を乗り越える準備にこれから入ってゆく様です。

 

 

皆さんも厳しい冬を乗り越え、来春に🌸特に受験生は喜びの花を皆で咲かせたいものですね。

 

プロ教師:黒沼里香

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