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小学生に初調査

広島大学などの研究チームによる調査

◆調査内容

「小学生に読解力を問う文章問題を、それぞれ紙とデジタル端末で出題したら、どちらの方が正解率が高いのだろうか。」

◆結果

青→高い、赤→低い

小学１・２年生　【紙】28.0％　【デジタル】25.8％

小学３・４年生　【紙】48.0％　【デジタル】44.5％　

小学５・６年生　【紙】52.9％　【デジタル】55.7％

◆分析（広島大学大学院：難波博孝教授）

・文章に没入し、深く読む読解力の育成には紙の方が適している可能性がある。

・少なくとも低学年の読解力育成では紙の学習効果が高く、教材は子どもの成長段階に合わせて使い分ける工夫が必要である。

こういった具体的な数値を見ると、デジタルだけの利用に対して反対意見が出てもおかしくはないでしょう。学年や成長段階によって上手く使い分ける必要があると言えますね。

教室責任者　稲毛祐二

参照）山形新聞　2022年8月27日