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【置賜偉人伝③】髙橋 里美

米沢市を中心に、私たちが住んでいる置賜が生んだ偉人をご紹介します!

 

第3回:髙橋 里美さん [哲学者]

 

第1回:浜田廣介さんはこちら

第2回:我妻栄さんはこちら

 

髙橋里美さん(男性)は、1886年(明治19年)山形県東置賜郡上郷村(現米沢市上新田)生まれの哲学者です。

「包弁証法」と呼ばれた自身の哲学を記すとともに、東北大学長などを歴任し、昭和33年には文化功労者に選出されました。

 

 

「包弁証法」と呼ばれた髙橋哲学は西田哲学、田辺哲学と並び、近代日本哲学の形成の柱となっています。それは、「純粋理論としての哲学」「最も哲学的な哲学」として当時の学会に大きな影響を与えました。

 

この髙橋哲学は、ギリシャ以来の西洋哲学の理論的伝統と対立するものでありました。里美さんは、髙橋哲学の不断の精進と決意を証示すると共に、高橋哲学の骨格の完成と肉付けに半生を邁進してきました。

 

余談ですが、里美さんは昭和天皇に高橋哲学を御進講なされたこともあります。

 

 

 

米沢市上新田には記念碑が建立されており、また米沢市立上郷小学校には顕彰碑が建てられています。

 

[簡単プロフィール]

明治19年生まれ

米沢市上新田出身

米沢中学校 卒業 (今の米沢興譲館高校)

第一高等学校 卒業 (東京大学教養学部等の前身)

東京帝国大学文科大学哲学科 卒業 (今の東京大学)

東京帝国大学大学院 修了

第9代 東北大学学長(総長)

文化功労者(哲学)

 

 

 

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