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【置賜偉人伝⑧】結城よしを

星先生の『置賜偉人伝!!!』

第8回:結城よしをさん(童話作家)

 

第7回:皆川 睦雄さんはこちら

 

 

今回は、南陽市の若き天才童謡作家「結城よしを」さんのお話です。


よしをさんは、1920年(大正9年)東置賜郡宮内町(現在の南陽市)5人兄弟の長男として生まれました。
小学生時代、ノートの端に漫画ばかり描いていましたが、学校の成績は優秀で表彰を受けるほどでした。

中学生の頃、魚釣りをしていた時に釣っても逃がしていました。理由は”かわいそうだから”。そんな温かい心を持った少年でした。

 

高校を卒業すると、「書店八文字屋」で働く傍ら、休憩中はいつも本を読んでいました。また、今までの経験や本の内容をノートに書き留めておき、それが童謡づくりの始まりとなりました。

 

やがて新聞などに投稿するようになり多くの人に読んでもらうようになりました。その後に武田勇治朗と出会い「おてだま」という童謡雑誌を出版し、童謡の勉強をすることになります。

 

よしをさんは練習の末、自らアコーディオンを弾き、自ら作曲もできるようになりました。

そして19歳の時、不朽の童謡名作「ないしょ話」が産声をあげました。

しかしその2年後、よしをさんは戦争に召集され、戦場で病気にかかりその命を落としてしまいました。24歳の若さでした。

 

現在、南陽市の熊野大社の境内には、よしをさんの父健三さんの歌碑と並んでよしをさんの童謡碑が建立されています。

熊野大社を訪れた際には、三匹のウサギと併せてこの動揺碑も探してみてください(^-^)

 

[簡単プロフィール]

1920年 東置賜郡宮内町(現在の南陽市)誕生
1939年 山形市立第四尋常高等小学校高等科卒業
※現在の山形市立第四小学校
※”高等科”は現在の中学校1年・2年にあたる
同年 八文字屋書店勤務
1944年 戦病死

霞城公園内に「ないしょ話」童謡碑建立

 

≪南陽市のページ≫

置賜文化フォーラム よしをさんのページ

 

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