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【英語】分かるより「できること」が大切

英語は分かるよりも出来ることが大切

 

最近、高校英語を皆さんと一緒に勉強していて「和訳」するという学習はもう授業で行わないんだなと感じています。すでに教科書の英文を和訳したプリントが学校で配布されているようです。
そして、みなさんはそれを見て教科書の内容が分かるので、それで安心している人が多いのではないかと思っています。

 

もう一度、考えてみましょう。
英語を勉強する目的はなんですか?
英語をコミュニケーションのツールとして活用出来るようになるためではないでしょうか。
コミュニケーションに生かすとなると主に「会話」を思い出す人が多いかも知れませんが、それだけではありません。よく言われる4技能「読む」「聞く」「話す」「書く」、すべてがコミュニケーションです。

 

英文を読むことで書き手の意図が分かります。
書き手の意向がスピーディーに分かる人、時間がかかってやっと理解できる人、全然分からない人、誰が書き手とのコミュニケーションを円滑に進められるでしょう?

 

英文を聞くことで話し手の意図が分かります。
話し手の意向がスピーディーに分かる人、時間がかかってやっと理解できる人、全然分からない人、誰が話し手とのコミュニケーションが円滑に進められるでしょう?

 

ポイントは「スピーティーに出来る」ということなんです。
みなさんは英語の試験を受けていて、時間がないと感じることはありませんか?
これは「スピーディーに出来る」かを試しているのです。
「スピーディーに出来るか」でその人のコミュニケーション能力を図っていると私は考えています。

 

冒頭に戻ります。
内容が分かったで安心して英文を読まない人、英文の音読練習(発声練習ではありません)を徹底的に行っている人
どちらの人が英文を読んで、書き手の意図をスピーディーに理解できるでしょうか?
どちらの人が英文を聞いて、話し手の意図をスピーディーに理解できるでしょうか?

 

部活動を思い出してみましょう。
同じような練習を毎日徹底的に行っていませんか?
こういう練習をしていると咄嗟に自然に体が反応したりしませんか?
英語も同じような感覚なんです。
みなさんが「出来る英語」の習得を目指して、学習を進めていってほしいと思っています。

 

~山本先生より~

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