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公立小教員の採用試験について

公立小学校教員の2023年度採用試験の受験者が、全国で3万8641人だったそうです。

 

文部科学省が昨秋公表した2022年度採用試験の受験者数より約2千人少なく、受験者数の減少傾向に歯止めがかからない状況が浮かんだようです。大分県では、受験者数の減少により異例の定員割れが起きました。

 

受験者の減少は、採用増が続き、試験に落ちて講師を続けながら再挑戦する既卒者の層が減ったことが影響していると言われています。また、近年、長時間労働など厳しい環境に注目が集まり、学生に敬遠されがちという実態が見られます。

 

2022年1月に文部科学省が発表した「『教師不足』に関する実態調査」では、全国の公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のうち、1897校2558人教員不足が発覚したことを知りました。

 

小学校では、35人学級への段階的な移行などで、多くの人材が求められていますが、文科省では「質の高い人材を選んで採用することが難しくなっている」と懸念している状況です。

 

生徒の皆さんは、この状況をどのように打開すれば良いと思いますか?

さまざまな世の中の疑問を自分事としてとらえ、何か良い方法はないかを常に意識して生活することが、困難を乗り越える力を養うことにつながります。いつも答えを与えられるのではなく、その答えや改善策を自らで生み出せるようになっていきましょう。

 

管理責任者 稲毛祐二

参考資料 朝日新聞デジタル2023年1月20日、読売新聞オンライン2022年9月9日

 

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