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２０１４年、村山農業高校と東根工業高校が統合され「村山産業高校」が開校しました。

現在５つの科が設置されていますが、生徒数は定員に達していない状況が続いています。本年度、「産業教育連携協議会」を組織し、地域に一層密着した取り組みをスタートしました。

◆新たな取り組み

「県外」からも生徒募集を行います。

◆目的

県外募集は、「少子化で入学者が減少傾向にあるから」といった単純な発想ではないと伊藤校長はおっしゃっています。

・農工商学科の併設

・東北工業高校で最大の３Dプリンターをはじめとした施設の充実

・全国レベルの競技力を持つ「登山」や「自転車」といった部活動

・全国コンテスト上位入賞の実績

など素晴らしい教育環境を全国にアピールし、より多様性のある教育を展開することが最大の目的だそうです。

県外生徒の下宿先の確保など市と協力し、地域の魅力アップにつなげていく考えとのこと。

少子化高齢化で過疎化が進む地域をいかに活性していくかという課題の解決方法の１つとなるでしょう。今後の効果がいかにあらわれるかが楽しみです。

管理責任者　稲毛祐二

参考資料）山形新聞