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では、「苦手」に対してどう向き合えばいいのでしょうか？

苦手な教科を克服するには、現実的で達成できそうな目標を設定することが大切です。

普段３０～４０点しか取れない苦手科目なのに、高得点を取ろうとするから失敗するのです。そして上手くいかないから、やる気をなくすのです。

仮に４０点の科目があるなら、まず５０点を目指してみましょう。

そして、５０点を取るための勉強をしてみましょう。基本的な問題にポイントを絞り、それが確実にできるようになるまで徹底的に練習してください。

そうすれば、おそらくかなりの確率で目標点が取れるはずです。

そして、その目標点が取れたら、それを「大成功！」と思うことが大切です。

仮にその点数が、クラスや学年の平均点より低いとしても、自分が設定した目標を達成したのですから、それは「大成功」です。

ここで自分を他の人と比較するのは無意味です。

「苦手」はあくまで自分の問題ですから、他の人は参考になりません。

そしてこの目標が達成出来たら、次は６０点を目指して頑張れば良いのです。

これを積み重ねていくうちに、自然と苦手意識は消えます。

なぜなら自分で設定した目標が達成できているからです。

目標を達成できるものを、普通「苦手」とはいいませんよね。

つまり「苦手」というのは、自分が勝手に作り出すものだということです。

たった一度のテストで失敗したことを引きずって、そこから抜け出せていないだけということも往々にしてありますから、まずは落ち着いて自分自身をふり返りましょう。

最後に、苦手克服のポイントをまとめます。

ぜひ試してみてください！

by 酒田事務局・富樫先生