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解答・解説の活用方法〜歴史編〜[中学生-学習法]

解答・解説の活用方法〜歴史編〜

 

先週の解答・解説の活用方法の中で、「社会」等の暗記科目は分からない所は赤で解答を移して暗記するのもそれほど悪くないというお話をしました。

しかし、果たしてただ言葉を機械的に暗記するだけでいいのでしょうか?

今回は歴史の勉強について注意点をいくつか挙げていきます。

 

解答・解説の活用方法はこちら

 


①キーワードをセットで覚える


例えば「建武の新政」という言葉を覚えるとします。「建武の新政」という言葉だけ知っていても「誰が」「どんなことをしたのか」もセットで覚えないとあまり意味が無いですよね。
「後醍醐天皇」が 「天皇中心の政治」 「公家のための政治」を行ったというキーワードとセットで覚えることで初めて意味のある暗記になります。

また、この例で言えば後醍醐天皇は「後鳥羽上皇(承久の乱を起こした人)」と間違われやすかったりするので混同しやすいワードとの区別を意識しましょう。

 


②時代や前後の流れを考えてみる


「建武の新政」は14世紀、鎌倉時代と室町時代の間の時期に行われました。

その時期を覚えておくことももちろん大事ですが、その前後には下記のような流れがあります。

 

“鎌倉幕府が元寇などの原因で弱体化し、後醍醐天皇が足利尊氏らと協力し幕府を滅ぼした”
→後醍醐天皇が建武の新政で公家中心の政治を行う

→武士からの不満等により失敗し足利尊氏による武士中心の政治(室町幕府)へ

 

機械的な暗記だけでなく、いつの時代の出来事かその前後の流れを意識するとより頭に入りやすくなります。

 


③反復演習をする


これは先週からの繰り返しになりますが、とにかく大事な点なので強調しておきます。

「自力で全て問題を解けるようになるまで」繰り返しワークを解きましょう。

特に間違いやすいものにはチェックや付箋で目印をつけておくとよいです。

 


まとめ

「暗記科目なんて誰がやっても同じ」と思っているアナタも、これを機会に以下の3点を意識して頭を使った暗記をしてみましょう!

 

①キーワードをセットで覚える

②時代や前後の流れを考えてみる
③反復演習をする

 

 

 

 

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