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週末の「寝だめ」は逆効果?成績を下げる社会的時差ボケの正体

山形県内の中高生の皆さん、そして保護者の皆様。部活の遠征や毎日の通学、本当にお疲れ様です。特に冬場は、暗いうちから起きて除雪やバス待ちをするなど、体力を使う場面も多いですよね。
そんな疲れからか、「週末は昼まで寝て回復しよう」と考えていませんか?実は最新の研究で、その習慣がかえって脳のパフォーマンスを下げてしまうことが分かってきました。

週末の寝だめは「社会的時差ボケ」を引き起こし、脳がお酒に酔ったような状態になります。

脳が「酔っ払い」状態に?社会的時差ボケとは

ニュース記事によると、平日の睡眠不足を解消しようと休日に長く寝てしまうことで、体内時計が乱れる現象を「社会的時差ボケ(ソーシャル・ジェットラグ)」と呼びます。

例えば、普段は朝6時に起きている生徒が、日曜日に朝10時まで寝ていたとします。これは日本からタイやインドへ飛行機で移動したのと同じくらいの時差ボケを体に強制していることになります。研究では、「2時間の社会的時差ボケがある人は、常にお酒を飲んでほろ酔いの状態で仕事や勉強をしているのと同じくらい認知機能が低下する」という衝撃的なデータも示されています。

山形県の生徒は特に注意が必要です

山形県は通学エリアが広く、奥羽本線や仙山線、スクールバスに合わせて非常に早起きをしている生徒が多くいます。「平日は朝5時半起き、休日は部活がなければ11時起床」といったケースも珍しくありません。

この「5時間以上のズレ」は、月曜日の朝に強烈な倦怠感(ブルーマンデー)を引き起こし、午前中の授業内容が頭に入らない原因となります。一生懸命勉強していても、これでは成果が出にくくなってしまうのです。

「寝だめ」ではなく「アンカースリープ」を

では、どうすれば良いのでしょうか?記事では、睡眠の中央時刻を揃える「アンカースリープ」が推奨されています。
どうしても長く寝たい場合でも、平日との起床時間のズレは「プラス2時間以内」に抑えるのが鉄則です。

項目 NGパターン(時差ボケ) OKパターン(回復)
起床時間のズレ 平日より3時間以上遅く起きる
(例:平日6時 → 休日10時)
平日+2時間以内まで
(例:平日6時 → 休日8時まで)
太陽の光 昼までカーテンを閉めたまま 起きたらすぐカーテンを開ける
(曇りの多い山形の冬でも効果あり)
眠気対策 二度寝をして夕方に起きる 早い時間に昼寝(仮眠)をとる
(15時までに15~30分程度)

部活で疲れているときは、朝遅くまで寝るのではなく、「いつも通り(または+2時間以内)に起きて朝日を浴び、朝食を食べてから、昼寝で補う」というリズムに変えてみましょう。これだけで、週明けのテストや授業の集中力が劇的に変わるはずです。

📚 参考リンク・出典

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※関連記事リンクは、今回のテーマと最も関連性が高い過去のコラムへ直接リンクしています。

KATEKYO学院・山形県家庭教師協会では、学習計画だけでなく「生活リズムの改善」を含めたトータルサポートを行っています。

「部活と勉強の両立で睡眠時間が確保できない」「午前中、学校で集中できていないようだ」など、学習環境に関するご相談は無料教育相談をご利用ください。プロ教師がお子様の状況に合わせてアドバイスいたします。

担当:プロ教師 近江直樹

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