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【小・中・高生】30分学習のススメ(2020.4.25)
親御さんとの面談の中でよく聞かれるのが「家庭学習の習慣が身につかない。」という悩みです。そして、さらに「塾ではちゃんとやっているらしいのですが…家では全然やらないんですよ。」と続くのでした。
そこで今日は、そういったお子さんへ、私がいつも授業で実践していることを紹介します。
学習習慣を身に付けるための有効手段の1つ…それは、ズバリ『30分学習』の継続です。
『30分学習』とは、1教科1単元分のワーク(2ページ分程度)を、30分以内に終えるというものです。予め生徒に学習内容を予告(事前指導に、どのくらい時間を要するかチェックしておきます。)し、目の前のホワイトボードにタイムスケジュールを書きます。定時に始めて、5分前になったら終了し、○付け、見直しをして30分です。
ここで注意したいことは、例え時間をオーバーしても30分以内に終えることです。だらだら延ばしてはいけません。逆に早く終えたなら、ボーナスポイントをあげます。ボーナスは…休憩時間を増やしてもいいし、おしゃべりタイムでもいい、様々です。そしてもう1つ大事なことは…次の学習を始めるまで、しっかり10分休ませることです。
この学習リズムに対して、大抵の生徒さんは燃えます。なにせ…頑張った分、休めるのですから!最初は、それでいいのです。ですが…大事なのはここです。決して欲張ってはいけません。我々大人は、次を要求してしまいがちです。ぐっと堪えて…ただただ褒めるのです。すると…「もうやってもいいですか?」と、子どもの方から自主的に学習が始まるのです。(「え~もう少し休憩しようよ。」と言うのは大人の戯れでしょうか。笑)
「子どもに勉強をさせる。」のは難しいし、とりわけ「させる」のは…親としても不本意ではないでしょうか? ですが、子どもが自ら「する」姿を見ることは、この上ない喜びと思うのです。
KATEKYO学院は、そのお助けをしたいと常々考えています。(*注意:学習の時間及び内容については個人差ありますので、あくまで1つの目安と捉えていただければと思います。)
プロ教師:山本一人
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