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ICT教育(奈良県)

みなさん、こんにちは。

今日は「ICT教育」が進んでいる奈良県の状況に関する話題です。

ちなみに、「ICT教育」とは「タブレット型端末などを使い授業に通信を活用する方法」と呼ばれています。

 

学校に高速ネットワーク環境と1人1台のパソコンを整備するという『GIGAスクール構想』が、新型コロナウイルスの影響を受けて急ピッチで進められています。既にほぼ全ての児童・生徒にデジタル端末が整備されたのが奈良県です。その様子をご紹介します。

 

例1)テスト

(先生A)テストでは生徒たちの回答が先生の端末に瞬時に反映されるため、採点をする必要はありません。

(生徒A)紙で書いたりしたら、自分の中でもごまかしたりとかしちゃうところがあるから、タブレットだとごまかしたりができないから、頭に入りやすくていいと思います。

 

例2)体育(マット運動での様子を撮影)

(先生B)画面を見ることに一生懸命になってしまう。実技回数が少なくなってしまうというのが新たな課題。

(生徒B)タブレットを使った方が映像とか見て、どこが出来ていないのかがわかる。

 

例3)連絡手段

(先生C)急に臨時休校になってしまったとき、これまでは電話をかけていたが、これからは連絡ツールとしても利用できる。

 

例4)宿題

(先生D) アプリ上に宿題を作成し、「テストに出るような問題だからやってきて」と送信すると、子どもたちは喜んでやります。

 

先生によっては、タブレットの使い方に慣れるまでだいぶ時間がかかるかもしれません。研修を受けた上で生徒に使い方を教えていかなければならないので、始めるまでは相当大変です。

 

ただ、上記の例を見る限りでは、生徒が楽しんで学習を深めていける環境であると感じます。先駆けである奈良県のICT教育をもとに、他県も同様に取り組んでいけたら、生徒にとってはプラスと言えるでしょう。今後が楽しみです。

 

責任者 稲毛祐二

参照資料)MBS(mainichi broadcasting system) 2020年11月6日 https://www.mbs.jp/mint/news/2020/11/09/080350.shtml

 

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