TOPICS from KATEKYO
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山形県立高校 “県外生枠” 拡大へ――地域と若者をつなぐ新施策
山形県教育委員会は2026(令和8)年度入試から、県立高校が受け入れる県外生徒枠を大幅に拡大する方針を示し、2025年3月に関連要綱を改正しました。これにより県外からの志願者が入学しやすくなり、人口減少が進む県内高校に新た…
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速読力の副次的効果 ― 記憶力と読解力の向上
以前も速読について取り上げましたが(参照:変化する大学入試と求められる「速読力」)、今回では速読がもたらす学習効果を具体的に解説します。速読トレーニングは、試験時の情報処理を高速化するだけではありません。記憶力や読解力…
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2026年4月開校予定「新庄志誠館高校」~新たな学びの場に向けて統合が進む~
山形県は2026年4月、新庄市に新たな県立高校「新庄志誠館高校(しんじょうしせいかんこうこう)」を開校する予定です。これに向けて、2024年4月には開校準備室が新庄北高校内に設置されました。この新校は、新庄北高校と新庄南高…
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“高校入試改革”の波 ~変わる内申点の重みとこれからの学び~
近年、各地で高校入試制度の見直しが進められており、特に内申点(調査書)の扱いが注目されています。一部の自治体では「内申点の比重を下げる」または「学力検査の比重を上げる」といった改革が進められ、入試制度全体が大きく揺れ動いて…
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生成AIと教育 ~子どもたちに必要な“問いを立てる力”とは?
近年、急速に社会に浸透し始めた生成AI(Generative AI)。ChatGPTや画像生成AIなどが一般利用されるようになり、教育現場でもその活用と課題が注目されています。2023年度から2024年度にかけて、文部科学…
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小学校にも広がる“教科担任制”~変わる学びと子どもへの影響~
2024年度より、全国の小学校高学年で教科担任制の拡大が本格的に進められています。文部科学省はこの制度改革を通じて、より質の高い授業と、子ども一人ひとりに合わせた学びの実現を目指しています。 これまで小学校では主に学級担任…
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山形大学工学部に“女子枠”導入 ~理工系進学を支援する新たな一歩~
2025年度入試より、山形大学工学部が女子枠(女性特別選抜)を導入することが発表されました。これは全国的に見ても数少ない国立大学工学部での取り組みであり、理工系分野への女性の進出を後押しする大きな一歩として注目されています…
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教育のデジタル化のメリット、デメリット、そして賢い利用法
東京都が2025年に発表した教育施策大綱では、「デジタルとリアルを融合した学び」の推進が掲げられ、教育現場に新たな風を吹き込んでいます。都立高校を中心にICT(情報通信技術)を活用した授業や遠隔教育が拡充され、コロナ禍を機に…
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変化する大学入試と求められる「速読力」
近年の日本の大学入試において、情報過多の中から必要な情報を素早く正確に読み取る能力が重視される傾向が強まっています。この変化に対応するために、受験生に必要となる「速読力」についてお伝えします。 大学入試の変化 現代の大学…
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変容する教科書検定 ~デジタル化、新科目、そして教育の未来
― 1. はじめに:日本の教科書検定における変化の潮流 日本の教育において、教科書検定は単なる教材の品質管理ではなく、教育方針そのものを反映する重要な制度です。文部科学省(以下、文科省)が定めるこの制度は、社会の変化や教育課…
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2025年度 私立大学の志願者数動向
2025年度の私立大学入試では、全国的に志願者数が増加しました。この背景には、以下の要因が挙げられます: 少子化が進む中で18歳人口が比較的多い年度であったこと 新課程に対応した入試の初年度であったこと 社会…
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デジタル教育と紙の教科書のバランス~フィンランドの事例から学ぶ教育の未来
〇教育のデジタル化と紙の回帰 教育先進国として知られるフィンランドで興味深い現象が起きています。積極的にデジタル技術を教育に導入してきた同国で、成績低下や児童・生徒の心身の不調が目立つようになり、紙の教科書が再び注目されるよ…
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子供のインターネット利用時間について~実態調査に基づく現状と対策
はじめに 子供のインターネット利用時間が増加しているという話題は、多くの保護者の間でも関心が高まっています。オンライン学習や情報収集の機会が増えた一方、長時間にわたってインターネットを利用することによる様々なリスクが懸念さ…
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短大募集停止の背景と子どもたちの進路選択
近年、短期大学(短大)では募集停止や定員削減が相次いでいます。その背景には、少子化や進学に対する価値観の変化、そして労働市場のニーズの変動など、さまざまな要因が関係しています。お子さまの将来を考える保護者の皆さまにとって、進…
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親子で育む自発的な学び
はじめに 子どもが自発的に勉強する習慣を身につけるためには、単に「勉強しなさい」と命令するだけでは足りません。子どもが自分の意志で学ぼうと思えるような環境を整え、親が一緒に関わることが重要だと多くの子育てサイトや教育専門家…
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令和7年度 山形県公立高校入試 志願倍率の動向と分析
令和7年度の公立高校入試において、全体の志願倍率は0.78倍と前年よりもわずかに低下しました。この数字は、近年の志願状況を反映しており、競争率の緩和を示唆しています。特に、志願者数が減少している中で、全体的な倍率が1を下回り…
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最強の勉強法~効果的な復習 スパイラル学習~
「スパイラル学習」について はじめに 今回は復習のしかたについて説明してきたいと思います。具体例として、都内の有名中高への受験塾で採用されている特徴的な学習方法、「スパイラル学習」に注目していきます。この学習法は、効果的な…
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2025年度共通テストの主要な変更点と注目ポイント
2025年度共通テストの主要な変更点と注目ポイント 2025年度大学入学共通テストが実施され、注目すべき変更点や傾向が明らかになりました。山形県の受験生や保護者の皆様に向けて、重要なポイントをまとめました。…
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2025年度 山形県公立高校入試 前期(特色)選抜 解説
2026年度から山形県の公立高校入試で本格導入される「前期(特色)選抜」は、従来の推薦入試に代わる新しい選抜方式として注目されています。一部の普通科では2025年度から先行実施され、生徒の個性や適性を多面的に評価する制度設…
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大学入試の多様化と個別指導の重要性 – 総合型選抜時代の学習支援
大学入試が大きく変わります!新しい時代の入試制度とは 今、大学入試の仕組みが大きく変わろうとしています。教育の専門機関「エデュケーショナルネットワーク」が全国の学習塾に聞き取り調査をしたところ、とても興味深い結果が見えてき…
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