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２月７日（月）、大学入試センターは「大学入学共通テスト」の本試験（１月１５、１６日実施）の平均点の最終集計を発表しました。

前身の大学入試センター試験を含めて過去最低点となりました。特に難化が目立った「数学Ｉ・Ａ」の平均点は３７・９６点で、これまでの最低点だった２０１０年の４８・９６点を１１点下回った結果です。

これまでのセンター試験や昨年の共通テスト過去問の演習を数多くこなしてきた受験生であっても、今回のような問題で高得点するのはとても難しく、今後の対策指導が学校や塾でも大きな課題となります。大事なのは、高校３年生から学習しても共通テストレベルには簡単に到達できないので、高校１年生・２年生次に苦手分野をその都度克服する時間を持つことです。中学３年生で受験した高校入試とは全く別物ですので、同じ感覚の生徒はその考えをリセットしてください。学校の外部模試の成績で自分の立ち位置を確認し、残された時間から逆算して計画を立てられるスケジュール管理に取り組んでみましょう。

責任者　稲毛祐二

参考資料　ヤフーニュース・読売新聞オンライン　2022年2月7日