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【中学校】部活動平日のみ 26年度から

11月8日、中学校部活動の地域移行を検討する県の「運動部活動と地域等の連携の在り方に関する検討委員会」が開かれました。

 

県は国の方針を踏まえ、2026年度から「部活動は平日のみとし、休日は原則行わない」とする考えを示しました。地域移行は2025年度末を目標に進められる予定です。

 

◆さまざまな意見

・中学校長を務める委員

→ 「きちんとしたクラブを構築する必要があり、立ち上げには丁寧な支援がないと難しい」

 

・中体連関係の委員

→ 「クラブが勝つことにこだわり、活動が過剰になるのではないか」

 

・他

→ 「学校の教育活動に位置づけられた中体連の大会はどうなるのか」

→ 「国の方針は地方にはそぐわない。山形方式の構築を」

 

次回の会議は2023年の2月を予定。

今回の検討委員会の様子を見れば、さまざまな意見があるのは当然です。なぜなら「生徒」「教師」「地域」それぞれが考える方向性が異なるからです。こういったときこそ「原点」に戻り、なぜこのような改革をしようとしているのかを見つめなおすべきでしょう。

 

教師の労働時間を是正し、少しでも負担を軽減するための改革です。そこをブレずに話を進めていくことが最も重要かと思います。教師も人間であり、家庭と過ごす時間や自分のために余暇を楽しむ時間も必要です。「僕も教師になりたい!」という夢を持った子供たちがこれからも増えていくためにも、この改革は推し進めるべきです。

 

生徒の皆さんは、この問題をどう思いますか? 自分事として考えてみましょう。

 

責任者)稲毛祐二

参考資料)山形新聞 2022年11月9日

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