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【大学】今後の「東北公益文科大学」

庄内地域2市3町の首長らと山形県副知事は30日、東北公益文科大学(酒田市)の今後の運営などで初めて意見交換し、同大の公立化機能強化で基本合意をしました。本年度内に山形県知事が方向性を示すとしています。

 

◆「公立化」のメリット

少子化の影響で厳しい経営が想定されるため、公立化されれば安定した運営がなされる可能性は高い

 

◆「公立化」の不安要素

公立化によって他県からの進学希望者が増えた場合、地元の若者が定着できるかが不安

 

存続するためにさまざまな工夫をしている私立大学は全国に多数ありますが、少子化の波によって自ずと淘汰されていく時代が必ずやってきます。すべての大学が国立化・公立化すれば経済的な負担が減り、大学へ進学する生徒数も伸びるはずです。ただ、それは現実的とは言えません。グローバルな世界で役立てる人材を育成する魅力的な大学を目指し、それぞれが競い合う中で、大学自体が今まで以上に必要とされる教育機関へと進化していくことを願います。

 

「これまでの常識が非常識になる時代」がやってきます。

固定概念にとらわれず、新しい創造物を生み出せる人材を若者たちにはぜひ目指してほしいと思っています。

 

責任者 稲毛祐二

参考資料 山形新聞 2022年12月1日

※大学の写真は、東北公益文科大学のものではございません。大学のイメージ画像です。

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