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【小学校】天童中部小での取り組み
天童市の天童中部小は、3年前から一人ひとりの可能性を引き出す子ども主体の授業スタイルを採用し、全国から問い合わせや視察が相次いでいるそうです。
天童中部小では、
①児童だけで授業する「自学・自習」
②自分で学習の方法を決める「マイプラン学習」
③学習方法も内容も自分で決める「フリースタイルプロジェクト」
を実施しています。
①②③を合わせて、授業全体の学習時間の2割を占め、1日5時間授業としてならせば、1日1時間は子どもが主体の学習になる計算とのこと。
これらの授業を提案した大谷敦司前校長は、
「全ての子どもは生れながらにして『有能な学び手』。安心して自分らしく学ことができれば、子どもたちは私たち大人の想像、枠組みを軽く超えていく」
と語っています。
しかし、個々に応じた学びが求められる一方、多忙な教育現場への負担増が懸念されます。「必要性は理解しているが、コロナ対応などで余裕がなく、ジレンマを抱えている」と話す教員も少なくはないそうです。
理科室や音楽室、グラウンドなどさまざまな場所に子供たちがいて、それぞれが工作やプログラミング、手話、ギターなどに熱中している学校です。「主体的に学べる環境があれば、多様な個性が生きてくる」、そのような環境が山形県内だけでなく、全国的にも広がっていくことを願います。
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天童中部小学校ホームページ
教室責任者 稲毛祐二
参照)山形新聞 2022年12月5日
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