TOPICS from KATEKYO

十干十二支

新型コロナウィルスの影響で、夏の高校野球の大会も中止が決定されました。

高校野球の聖地といえば、『甲子』園球場です。

この「甲子」は「十干十二支」の基づいています。

 

「干支(えと)」といえば、年末年始に話題になります。

年賀状を書いたり、お正月のTV番組で触れられています。

『子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥』のことです。

しかし、実際にはこれは「十干十二支(じっかんじゅうにし)」の『支』の十二支のことです。

 

では、「十干」とは、なんでしょうか。

古代中国の思想から考えらえたもので、陰陽五行説などと結びついています。

『甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戌(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(

じん)・癸(き)』と呼ばれるものです。

身近なところでは、契約書などを作成する場合に使われています。

 

「十干十二支」 は、10と12の最小公倍数は60なので、60回で一周することになります。

このため、もとの暦に戻ると「還暦」となるわけです。

 

中学生にとっては、社会科の「歴史」の教科書に戦争や事件などの名称で使用されています。

壬申の乱(672年)、戊辰戦争(1868年)、甲午農民戦争(1894年)、辛亥革命(1911年)です。

前述の甲子園球場が竣工した年が1924年でこの年の干支が「甲子」だったので「甲子園球場」となったと言われています。

 

自分が生まれた年が気になった方は、調べてみてください。

 

最後に

自らの危険を省みず、新型コロナウィルスと戦ってくださっている「物流を担う方々」&「生活必需品を提供してくれる方々」に感謝を。

 

佐藤正弘先生より

「TOPICS from KATEKYO山形」一覧へ

最新のTOPICS

ページのトップへ