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故事成語の世界(八)『蛍雪の功』[中学生-国語]

第八回:「蛍雪の功」

 

火曜日恒例、”故事成語の世界”へようこそ!

今週も中学生に覚えてほしい故事成語をご紹介します(^-^)

 

 

今日は「蛍雪の功」(けいせつのこう)という故事成語についてお話しします。

この言葉を見ると、『蛍の光』という歌の歌詞を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
(自分で知らなくても、お家の人なら分かるかも?)

この言葉も実は中国の故事から来ているのです。

 

夜に学習するためには明かりが必要です。
電気などない昔には、油に火をともして明かりにしていました。
しかし、燃料である油のお金にも困るほど貧しい人も多くいました。
彼らは明かりをどのように調達していたのでしょうか。

そこで今回の故事が出てくるわけです。

 


昔、中国に車胤(しゃいん)という人がいました。彼は貧しく油を買えないことも多かったため、夏の夜には蛍の光を明かり代わりにして勉強していました。

 

また、孫康(そんこう)という人も、貧しかったため冬の夜には雪明りをたよりにして夜でも勉強し続けました。

 

この二人は貧しいながらも一生懸命勉強し、その後出世を果たすことになるのでした。

 

この事から、「蛍雪の功」は「苦労して学ぶこと。苦労して学び、功績をあげること。」を指す言葉となったのです。

 

皆さんもぜひ、「蛍雪の功で見事志望校に合格!」を目指してがんばって下さいね(^-^)

 

 

★本日の故事成語:蛍雪の功
→苦労して学ぶこと。またはその成果。

 

 

 

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