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【中・高生】臨時休校明けに起こること③(2020.4.22)

部科学省が、臨時休校が長引いた場合の措置として「学校が課した家庭学習の学習状況及び成果を確認した結果、十分な学習内容の定着が見られ、再度指導する必要がないものと学校が判断した場合には、特例的に学校の再開後等に、当該内容を再度学校における対面指導で取り扱わないこととすることができる」と表明しています。

 

また、「学習の定着が不十分な児童生徒に対しては、別途、個別に補習を実施する、追加の家庭学習を課すなど、必要な措置を依頼する」とも言っています。

 

正直、今後ちゃんと授業として取り返せる期間は、教科にもよりますが、ギリギリ5月いっぱいが限度だと思います。それ以上は、上記のような「宿題を自分でやって、自分で勉強してください」となることも予想されます。個別に補修ともありますが、その時間があれば授業をするでしょうから、基本は「宿題で未習分野を穴埋め」、もしくは、以前お伝えした通り「夏休み等を減らして授業」かのどちらかの選択ということになります。(オンラインでの授業は環境の格差が出てくるので現段階では難しそうです)

学校の先生は「何とかちゃんと教えてあげたい!」との思いが強いでしょうから、可能な限り授業が行われると思います。ただし、自学のみの分野も出ることは覚悟しておく必要があります。

 

1・2年生はまだ「来年」取り戻せますが、受験生の「教科書は読んだけど授業で習ってはいない」は結構厳しいです。自分で進められる生徒さんは、早めに進めておいてください。自分で進められない受験生は、この騒動が落ち着きを見せた段階で早めに塾などの学習機関を探してください。今年に関しては必要に応じて、ちゃんと教育機関に通うべきだと思います。また、中学3年生で未習分野が出た際は、その後の高校の勉強や3年後の大学受験まで引きずる場合があるので留意しておきましょう。

 

責任者:遠藤

<臨時休校明けに起こること①> <臨時休校明けに起こること②>

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