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【コラム:吉野】「ふと思い出したこと」(2020.5.1)

先日、英語の指導時に、生徒から「山形弁を英語で説明する時、何だとわかりやすいですかね?」との質問がありました。
見てみると、「あなたの住んでいる地域に方言があれば、いくつか例を挙げて説明しなさい」という英作文の問題でした。「け」や「さすけね」なんかが良いのではと提案し、しっかり書き終えた後に「たまに、友達の話す方言、わからないことあるんですよね。あんまり山形弁自体話さないからだと思うんですけど。」との一言が。
 
そういえば、私が高校に入学したばかりの頃、慣れなくてくたびれていた時に、隣の席から「なに、がおってたのや」(注:なんでそんなにくたびれて弱ってるの?)と言われ、がおるの意味が分からず聞き返したらびっくりされたこと、その会話をきっかけに仲良くなり、親友(悪友?)になったことをふと思い出し、生徒に話しました。
本来であれば、新しい生活にも徐々に慣れ、一生懸命様々なことに取り組んでいる時期でした。コロナ禍で充分に通学できていない。この状況では、学習はもちろん、新しい人間関係の構築にも不安を感じている人も多いかと思います。いつ通えるようになるかもまだはっきりしませんが、ふとしたきっかけで新しい友人ができ、それが楽しい毎日に繋がっていくことも大いにあると思います。
新生活を楽しみに、今はゆっくりしっかり過ごしましょう。私も精一杯サポートしていきたいと思います。
プロ教師:吉野森史

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