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【置賜偉人伝②】我妻 栄

米沢市を中心に、私たちが住んでいる置賜が生んだ偉人をご紹介します!

 

第2回:我妻 栄さん [民法学者]

 

第1回:浜田廣介さんはこちら

 

■興譲館高校出身の偉大な民法学者

我妻栄さんは、明治30年生まれ、米沢市中央出身の民法学者です。

興譲館高校と旧制一高(現在の東京大学教養学部の前身)を首席で卒業し、東京帝国大学法学部で法について研究をしました。

その後、東京帝国大学教授、東京大学法学部学部長、貴族院議員、日本司法学会理事長を歴任するとともに、民法の総合的研究を完成するなど、偉大な功績を残しました。

 

我妻さんの著書である『民放講義』(1932年)は現在でも民法解釈学の標準とされています。

 

■米沢興譲館高等学校 自頼奨学財団

我妻さんは1966年に、我妻さんの父の遺志とご自身の母校愛のもとに「米沢興譲館高等学校 自頼奨学財団」を設立され、後輩の育成に心を注がれました。

 

■我妻榮記念館

米沢市中央には我妻栄記念館が開設されております。

我妻さんの生家を改造したもので、館内では著作や手書きの原稿、民事訴訟の判例カードなど様々な資料を見ることができます。

民法に関心のある方はぜひ一度訪れてみてください(^-^)

 

 

[簡単プロフィール]

我妻 栄(わがつま さかえ)

民法学者

明治30年生まれ

米沢市中央出身

文化勲章受章(民法学)

文化功労者(民法学)

 

 

 

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