TOPICS from KATEKYO

～川西町が生んだ奇才劇作家～

第８回：結城よしをさん

井上ひさしさんは、幼い頃からシェークスピアなどの亡き父の蔵書を読んで育ちました。

高校時代は映画と野球が特に好きでした。
大学在学中に浅草にて文芸部兼進行係となり、台本も書き始めました。
その後放送作家で奨励賞を受賞し大学を卒業しました。

1964年、「ひょっこりひょうたん島」（ＮＨＫ）の台本を執筆し、5年間に及ぶ大作となり多くの子供たちに愛されました。
その後なんども再放送されたのは言うまでもありません。

井上さんは、放送業界のみならず、演劇では「日本人のへそ」、小説では「ブンとフン」でデビューしました。
なかでも、東北の厳しい寒さを描いた「吉里吉里人」はベストセラーになりました。

自身の生まれ故郷(東置賜小松町)からのネーミングで「こまつ座」を旗揚げ。以降25作品を執筆しました。

(こまつ座＝井上ひさしに関係する作品のみを専門に上演する舞台)

自身の蔵書を川西町の図書館に寄贈し、図書館と劇場が一体化となった「川西フレンドリープラザ」が開館しました。

蔵書は20万点を超えます。

[簡単プロフィール]

1934年 東置賜小松町（現在の川西町）誕生
1953年 上智大学文学部入学
1972年 直木賞受賞
1984年 こまつ座を旗揚げ
1987年 川西町に図書館「遅筆堂文庫」開館
1994年 川西町フレンドリープラザ開館
2004年 文化功労者に選出
2009年 日本放送協会文化賞受賞
2009年 恩賜賞日本芸術栄誉賞受賞
2009年 日本芸術院会員に選出
2010年 読売演劇大賞芸術栄誉賞受賞

[米沢駅西口から徒歩１分]

米沢市の”1対1″個別指導学習塾

KATEKYO学院 米沢駅前校：星 先生

米沢駅前校の過去のトピックスはこちら