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【高校生】大学推薦を考えている皆さんへ②(2020.8.10)

皆さんこんにちは。

今回は、推薦入試を考えている現高校1.2年生のために、今から知っておいた方が良いことをお伝えします。

 


Ⅰ.推薦入試が変わりました!


皆さんは推薦で大学に入れると聞いて、では何をすべきか想像できますか。

過去に推薦で大学に入ったら大学の学力に追いつけない事例が発生したそうで、それを受けて推薦制度が改革されました。推薦試験においても知識や学力が以前より問われることになるそうです。

 

「イヤだな💦」と感じたかもしれませんが、逆に今試験をしてもらって点を稼いでいるのだということで、普段からの小さな積み重ねをして合格に近づけるようになりました。どんなことに気をつけて毎日を過ごせば良いのでしょうか。

 

今回の改訂では[調査書の枚数制限は緩和され細かく書いて良いことになった]そうです。

又、今までなら調査書には良いことを書いてくれていたと思いますが、[その生徒の特に弱点が出る場合を記入]などが新しく記載されることにより生徒の素顔に迫ってきそうですね。大学に入ってからも真面目に勉強する生徒を入れたいのでしょう。

 

ですから日々学校でコツコツ真面目に安定した態度で学習しましょう。これは大切だがあれは自分には関係ないからと手抜きをする、授業中寝ている等、自分なりの取捨選択がマイナス要因にカウントされることもありそうです。

 

夏に面談があれば(なくてもいつでも聞けますが)興味がある大学の推薦要件を聞いて今から目標を立てるのも大切です。

 

また、2021年度から指定校、公募推薦という区分が一つになり「学力推薦型選抜」という名称になりましたが、依然として学校の後ろ盾を頂ける一番有利である旧指定校推薦は、名称が違えども大体残っていると思うので評定やそれ以外の試験科目も積極的に聞いてみましょう!

これからは授業態度や大小テストまで得点源になっていると思って合格に1歩1歩近付きましょう。

そして推薦の要件が不足していて、もう一種類の「総合型選抜」(旧AO入試)で受けることになる可能性もある以上、そちらの方もどういった条件か聞いておきましょう。

 


Ⅱ.推薦入試のために今から出来ること


1.2年生といえば毎年嬉しそうに憧れの大学のオープンスクールに行ってきたお土産話を聞いていましたが、今年は、もし無理だとしてもバーチャル参加を申し込むか、せめてパンフレットをもらい読んでみましょう。そこには「ボランティア精神のある人」「国際的な人」など大学独自の求めている人材の価値観が書いてあります。

 

今年の夏休みはどこにも行けないということなのかもしれませんが、この機会にいつもと違った夏やすいみを過ごすこともできます。例えば、高校生でもできるリモートボランティア等への参加もあります。

 

リモートであれば国内外の人を対象にできます。学校から書いてもらう推薦書には「思考力」「主体性」「協働」などに関して触れていくようです。自ら何ができるか考え実行する高校生が求められていることがわかります。又ボランティア活動は特別活動の活動記録に載ります。他には特技や各種検定試験等や表彰。将来の英語の検定のために今から夏休みに勉強しておくのも良いですね。

 

部活も悪くは無いですが、見ていると部活の実績で大学に行くのは極一部の人だと思うので、気持ちはわかりますが部活に夢中になるよりは、「進学が大事なら先ずは勉強で進学する!」という考えを見失わないことが大切です。後で後悔しない為に言いました。

 

自主的にしていたボランテイア体験を作文し、JICA国際協力のエッセイコンテストで、昨年入選して驚くままに霞城セントラルで表彰してもらった生徒さんがいますが、彼女の場合も、たまたま行動があったから書くことがありました。

 

昨日の自分より少しでも良くなる為にまず何かをするって大切なのですね☘

 

プロ教師:黒沼里香

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