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大学入試に向けて 小論文編

今年は数百年に一度の災害と言われるほどの大変な一年となっています。

学生の皆さん、特に受験生の皆さんにとって、本当に辛く、厳しい一年になっていることと思います。そのような状況でも、受験は待ってくれません。

今回は、その中でも大学への推薦入試や国公立大学二次試験で小論文を考えている人向けに小論文対策についてまとめてみました。

小論文は、受験対策がしづらいと言われています。また、すぐに書けるものでもありません。事前にしっかりと対策をしておきましょう。特にこの夏の時期から始めるのが、今年の受験に向けてギリギリのタイミングかと思われます。

 

答案作成した後は、自分で評価するのは難しいので、専門家の先生や学校の先生、家庭教師の先生などに添削してもらい自分を客観的に見てもらう「添削指導」を受け、実力と課題を知ることが大切です。

小論文を書くことは、①世の中に興味関心をもつようになること、②自分なりに情報を集め、その物事について考えるようになること、③自分の考えをまとめ文章で表現できるようになること

など社会に出る上で、自分を成長させることにもつながっていくはずです。

 

1⃣小論文とは

・主流は、文章と設問で組み立てられる「課題文読解型問題」

文章が英語だったり、複数の文章が与えられる場合もあります。いずれも読解力、英文であれば英語力も必要、複数の文章であれば共通点や相違点を読み解く力が求められる。

・統計図表や調査結果をまとめたグラフが与えられる「図表分析型問題」

この場合でも、与えられた図表やグラフに盛り込まれた情報を読み解く力が必要となる。

・文章や図表などの資料が与えられない「テーマ型問題」

設問文と与えられたテーマから問われていることを読み解く力が必要となる。

 

2⃣小論文対策

 ・「資料の読解 ⇒ 設問内容の分析 ⇒ 文章構成(解答作成)」の基本の型を身につけることが第一

 ・志望する学部学科で重要な言葉や具体的な事件、制度などについて、自分なりに本や新聞記事、論文を収集し、それらを読み込み、普段の生活の中で知識を蓄積することを続けてください。志望する系統で出題されている入試問題の課題文や資料も、小論文の対策にとって重要な知識の補給源となってきます。

他大学の問題であっても積極的に取り組んでみることです。

・小論文を書くためには、国語の力も社会の力も必要。

・テーマに対して、問題の設定が出来ているか?具体例や反対意見に対しての自分の考え、自分なりの問題意識が含まれているか重要となる。

・何をおいても内容が一番大事。特に自分のエピソードが含まれると尚いい。

 

3⃣小論文を書くための準備とトレーニング

・新聞記事やニュースなどの情報収集 ⇒知識を増やす

・社説・コラムの要約 ⇒100~200字で主張をまとめる

・構想メモ作成 ⇒書くにあたっての使いたいキーワード、具体例を挙げて展開を組み立てる

・添削前と添削後の比較 ⇒読みやすさ、主張の伝わり、表現の適当を意識

 

~KATEKYO学院 長井校 教務部より~

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