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頭の良さって何?②抽象化(中)[中学生-学習法]
頭の良さって何?②抽象化(中)
「頭の良さ」って何? ①抽象化(上)の続きです。
まだの方は①も是非目を通してみてくださいね。
先週は「抽象化(共通なものを抜き出して一般化して考えること)」をしてみようという回でした。
今回は具体例をまじえてお話していきたいと思います。
■英語における抽象化
抽象化が何故大事なのか、英語の例を使って考えてみましょう。
次の5つの英単語を見てください。
①at ②in ③between ④under ⑤near
さて、この5つに共通することは何でしょうか。
それは、前置詞という品詞であることです。
前置詞の後には基本的に名詞(物事の名称)や動名詞(~ing)等を置く必要があります。
それを踏まえて次の例を考えてみてください。
例:I am good at speak English.(私は英語を話すのが得意です、)
この文章には間違いがあります。
それは、「atの後には名詞か動名詞等がくるはずなので、speakingにしなければならない」という点です。
「atもinも同じ前置詞である」と分かっていれば、この文章の例から次の文章の間違いにも気付けます。
例:I am interested in study abroad.(私は留学することに興味がある。)
×:study
〇:studying
ですね。
このように、「前置詞」という広いくくりを意識していれば、「at」で学んだことが他の前置詞全てに活かせるのです。
つまりは、抽象化というのは一から十を学ぶことが出来る考え方です。
目の前の問題だけにとらわれずに、広い視野で考えてみる癖をつけていきましょう!
次週木曜も引き続き英語を例にして抽象化を考えていきます(^^)/
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